先日、2/14。
その昔バーレンタイン軍曹が「ギブミーチョコレイト!」とすがる子供達にアポロチョコを分け与えていたというその日に、某東方神起だか風雲再起だかいうグループが、札幌ドームでコンサートを行ったとか・・・。
ツイッターを見てみると、飛行機が欠航になったり遅れたりでコアなファンの人々が阿鼻叫喚で大変なことになっていたらしい。
中には、帯広空港で下りてタクシーで札幌ドームまで来た猛者も居たとかいないとか・・・。帯広に戻る運ちゃんもさぞや大変なことだったでしょう。
で、ツイッターを眺めて居ると「そもそも冬の北海道で興行するのが間違ってる!」という否定的な意見もチラホラ・・・・
大方の意見としては「ファンのみんなが頑張った」美談として語られテイルワケですが、今のご時世クレームを言えば受け入れられる体制っていうのも有るわけで、このような意見は見逃せないなと思うわけでございます。
冬の北海道では、スケジュール通りに行動できないことが当たり前で、それも見越した上でスケジュールを組むのが当然ではありますが、この寒くて雪しかない辛く厳しい冬の時期に遠方からかなりの交通費を掛け宿泊代を掛けてコンサートに参戦するコアなファンの方々って言うのは、ヒジョーに有り難い存在なのではないかと思われます。
おいくら万円かわかりませんが、飛行機が欠航になった事でプレミアムチケットがパー、ホテルのキャンセル料が100%となっても「また逢いに行くわ♡」というような人ばかりであれば、この先も北海道の冬の観光収入は安泰というコトにもなりますが「北海道でやるべきじゃない(怒)」というファンの声が多くなればこの需要は無くなってしまうなと。
現状、為替の影響もありアジアからの観光客が大挙していたりするわけですが、北海道に割安感が感じられなくなったとか、そもそも「一回行ったからもういいやぁ」となればリピートもなく、その点コアなファンの方々はコンサートさえあればいくらでも来てくれるリピーターでもあるわけです。
であれば、そのようなリピーターになるであろう人々を大事にする施策があっても良いかと。
例えば、ぱっと考えつくのはホテルのキャンセル料。天候不良による飛行機の欠航があってこれなくなったコンサート宿泊客に対しては対応してあげるとか、旭川や帯広、函館などの空港に降ろされてしまった人を割引料金で運んでくれるタクシーとか、そんなサービスがあっても良いんじゃないかと思うのでございます。
まあ、空港に関して言えばそもそも札幌には「丘珠空港」という市内の北に位置する、大阪で言えば(たぶん)伊丹くらいの便利さの空港もあるわけで、そこが未だに「ツカエネェ」っていうのも「何とかしろよ」と思うわけであり。
あと、真冬の北海道のグッズ屋外販売とか、ドームからの帰宅タクシー待ちが異常に長いとか、寒さに慣れてない内地の人は死んじゃうんじゃないかとちょっと心配にもなるんで、そういうコトも何とかしたらーと思うわけで。
過密スケジュールに「北海道の冬の常識」を語ってバカにしたところで「サラリーマン/OLがそんな簡単に休みもらってスケジュール確保できるわけねーじゃん!」「暇人は引っ込んでろ!」と返さねばならない現実なので、是非ともこの北の過疎地・流刑地でも今後とも冬のコンサート(観光資源)を続けて頂きたいなと思うわけでございます。
(´・ω・)あとなんか書こうと思ったけど忘れた。