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- 2023.06.28 Wednesday
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医療事故補償 原因の究明あってこそ(9月5日)この社説は無過失補償制度の検討に際し「補償だけでなく、謝罪や原因追及」を求めるべきだと述べている。いわゆる患者(被害者やその家族)の立場で。
医療事故で死亡するか、重い障害が残った患者とその家族に、医師の過失の有無にかかわらず補償金を支払う無過失補償制度の検討が厚生労働省で始まった。
(中略)
無過失補償に対しては、患者から「金で口封じされるのでは」との懸念も出ている。産科補償を受けた患者が事実経過の説明が不十分として、提訴した例があるからだ。
補償に重きを置くあまり、原因究明や再発防止策がおろそかになることがあってはなるまい。
政府は08年、業務上過失致死で起訴された産婦人科医が無罪となった福島県立大野病院事件を受け、捜査機関によらない「医療版事故調査委員会」を検討した経緯がある。
しかし、カルテ改ざんなど悪質なケースについて、委員会による警察への通報を認めたため、医師の一部が反発し、法案化が棚上げされた。
補償だけでなく、謝罪や原因追及があってこそ、被害者や家族は心にひと区切り付けられるという。
医療界も原因を究明できなければ、再発防止に役立たないだろう。
政府は事故調の権限や内容について医療関係者と早急に議論すべきだ。無過失補償と原因究明は、車の両輪であることを肝に銘じてほしい。
定山渓クマ牧場:閉園後も飼育 札幌市が改善指示 /北海道ということで、8月31日に札幌市保健福祉局保健所生活環境課から報道機関各社へ向けて以下の文書が出ている(文書には施設の概要や立ち入り検査における主な確認内容などが書かれているけど一部省略)
札幌市は31日、閉園後もヒグマが飼育されている「定山渓クマ牧場」(同市南区)で、飼育施設の壁や施設外にあるフェンスの一部に欠け落ちた部分があるなど管理上の問題があるとして、動物愛護法に基づき、管理者のハマノホテルズ(同市中央区)に文書で改善を指示した。25日に施設の立ち入り検査をしていた。
市によると、実質的な管理者と許可申請者が異なっていたほか、クマが逃げた場合や災害時のマニュアルがなかった。また、餌はパンの耳や期限切れのコンビニ弁当などで、飲料水は遊び場を兼用する藻が生えた池から摂取させており、栄養バランスに配慮し、新鮮な水を与えるよう求めた。
改善期限は9月14日までで、期限内に実行できないものは計画書の提出を求める。【中川紗矢子】
旧「定山渓熊牧場」に対する立入検査の結果について札幌市環境課から示されたのは以上の七つ。
1 施設の概要
(5) 現 管 理 者 株式会社ハマノホテルズ 代表取締役 浜野浩二
(6) 飼 養 動 物 ヒグマ
(7) 飼 養 頭 数 13 頭(雄4頭、雌9頭)
3 改善を指示した内容
(1) 現に管理する者が特定動物の飼養許可を取得すること。
(2) 第2牧場・第3牧場内の壁面及び外構フェンスの破損箇所を補修すること。
(3) 必要に応じて、繁殖を制限するための適切な措置を講じること。
(4) 動物の習性等に合わせ適切に給餌するとともに、各牧場内に新鮮な飲み水を供給できるようにすること。
(5) 施設内は定期的に清掃を行うなど、適正な飼養環境の整備に努めること。
(6) 個体が識別できるよう、台帳等を整備し保管すること。
(7) 逸走時・災害時の対応マニュアルを作成すること。
福島第1原発作業員の白血病死、作業とは関係なし−東電時事通信では、
東京電力は30日、同社の福島第1原子力発電所で短期間働いていた40歳台の作業員が急性白血病で亡くなったと発表した。痛ましいことである。だが、このことによって改めて原発作業員の安全への懸念が高まった。
しかし、問題山積の原発を運営する問題山積の東電は、原発での作業と作業員の死に因果関係はないとしている。
この作業員は元請け会社から8月初旬に約1週間、福島第1原発に派遣された。氏名は明らかにされていない。
東電広報部の川又浩生氏は、元請け会社から提出された医師の診断書からすると、作業員が2、3週間前の作業で受けた被ばくによって急性白血病を発症したとは医学的に考えられない、という。作業員の死因について、これ以上の詳細は聞くことができなかった。
作業員は、福島第1を離れた後で体調を崩し医師の診察を受けた。東電は8月16日に元請会社から死亡の報告を受けた。元請け会社が提出していた福島第1で働き始める以前に行われた健康診断では、健康の問題は全くなかった。
作業員は原発で0.5ミリシーベルトの放射線を外部被ばくしたが、内部被ばくは全くなかった。米原子力規制委員会によると旧ソ連のチェルノブイリ原発で被ばくし急性白血病を発症した134人の作業員は800〜1万6000ミリシーベルトを浴びており、それに比べると、はるかに少ない。チェルノブイリでは28人の作業員が被ばくによって3カ月以内に死亡した。
福島第1で、この作業員が携わっていたのは、現場の作業員の休憩所のドアを開閉し休憩所内の放射線の侵入を増やさないようにするといった作業だった。作業員は規定通り防護服とマスクも付けていたという。ただ川又氏は、この作業員が建物の内側にいたのか外にいたのかは把握していないと答えた。
東電が集計した最も新しい5月のデータによると、2553人前後の作業員の被ばく量は内部被ばくも含めて10ミリシーベルト以下だった。平均は3.1ミリシーベルト。厚生労働省は3月、福島第1で働く作業員に限って被ばく限度量を年250ミリシーベルトに引き上げている。これまでに、少なくとも6人の作業員がこの上限を超えて被ばくしたことが明らかになっている。
作業員が急性白血病で死亡=収束工事「因果関係なし」−東電・福島原発長けりゃいいわけじゃないけれど、WSJの方が親切だなと思う。
東京電力は30日、福島第1原発事故の収束作業に従事した40代の男性が、急性白血病で死亡したと発表した。同原発での被ばく放射線量は累計で0.5ミリシーベルトで、東電は「収束作業との因果関係はない」としている。
東電によると、男性は8月上旬から7日間、同原発で休憩所の出入りや放射線量を管理する業務に従事。勤務を終えた後に体調を崩して入院し、東電は16日に死亡の報告を受けた。
勤務前の健康診断で異常はなかったという。被ばく量のうち、内部被ばくはゼロだった。(2011/08/30-12:38)
20キロ圏に数百〜千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」"cpm"って何シーベルトだっけ?
福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百〜千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。当初は20キロ圏外に遺体を移して検視することも念頭に置いていたが、見直しを迫られそうだ。
警察当局によると、高線量の放射線を浴びた遺体を収容する際、作業する部隊の隊員が二次被ばくする可能性がある。収容先となる遺体安置所などでも検視する警察官や医師、訪問する遺族らに被ばくの恐れが生じる。
遺体は最終的に遺族か各市町村に引き渡すことになるが、火葬すると放射性物質を含んだ煙が拡散する恐れがあり、土葬の場合も土中や周辺に広がる状況が懸念される。
警察当局は現場での除染や検視も検討しているが、関係者は「時間が経過して遺体が傷んでいるケースは、洗うことでさらに損傷が激しくなり問題だ」と指摘している。
身元確認のため、遺体から爪だけを採取してDNA鑑定する方法もあるが、爪も除染する必要があり、かなりの手間と時間がかかるという。
27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpm(cpmは放射線量の単位)まで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。
2011/03/31 14:02
イエス、日本の原発はM8の自身に耐えられるように設計されていますM8想定が楽観的シナリオじゃなく、「絶対安全」ってのが楽観的だったんだなと。
今回の地震はM9でした。
楽観的シナリオを想定して設計されたんです