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- 2023.06.28 Wednesday
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前回、サルベージした係長のマシン(前回のマシンとは別)が起動しない。
今度のマシンはWindowsXPでNTFSだったりする。
NTFSフォーマットのマシンのデータをLinuxで操るのは難しいという情報を以前に見てはいたけど、係長たってのお願いで再度Knoppixでデータのサルベージを試みた。
今回使用したKnoppixは3.7。
最新のものは4.0というのが出ているけど、日本語バージョンではDVD版しかリリースされておらず、また3.9のCD版もダウンロードできそうにないので、過去に念のために落としておいた3.7のISOファイルからCDを作成するところからはじめる。
起動しないマシンの状態は、通常、電源を入れた直後に表示されるメーカーのロゴが表示されず、システムチェックのメッセージが一瞬表示された後、アンダーバー「 _ 」がチカチカと点滅する状態で止まってしまう。
まず、マシンから付属品と増設したメモリ、バッテリーをはずしてクーラーの近くで少し冷やし起動してみると、Windowsの「ご迷惑をおかけします」とか何とか言うメッセージが表示されるようになった。
なんだかようわからんが、Biosの画面にも入れるので、bootオプションをいぢることにする。
このマシン、NECの企業向けのノートPCだがフロッピードライブがついていない。ついていないのでbootオプションはCD-ROMドライブが1stとなっていた。ここで、Bios日付が2004年の1月1日になっていることに気がつく。
焼きあがったknoppixのCD-ROMをドライブに入れ起動すると、
Looking for CD-ROM in : /dev/scd0
というメッセージが表示された後から進んでいかない。
CDを焼き損じたかと思い、3.4のCDを焼いて再度チャレンジするも同じメッセージから進んでいかない状態。
そこで、knoppixのbootオプションを、
boot : failsafe
に変更してやると一応起動。
ただ、データをUSBのMOにサルベージしようと思って繋げておいたのだが、MOを認識しない状態。
ここからどうやってデータを出すかなーと考えていると、
Kメニューから、KNOPPIX → Network / Internet → ネットワークカードの設定 を開いてOKをなんとなく押すとDHCPサーバよりアドレスもいただけた。
さらに、
Kメニューから、KNOPPIX → Service → Start Samba Server とやってみるとSambaServerが起動。
そのままWindowsのWorkgroupのネットワークに表示されマウントされたHDDにも容易にアクセスできる状態となった。
そこで、自分が使っているWindowsXPからユーザー名をknoppix(パスワードは空欄)にして別のこちらのディスクにデータをコピーした。
サルベージは完了。
次はWindowsが起動しないマシンを再インストールすることに。
このNECのマシンはハードディスク内に再インストールに必要なデータを持っているので、マシンの起動時にF11を押すとそのデータから再インストールが可能となっていてとっても便利(再インストール後のセットアップはとっても面倒くさいが)。
小一時間ほどで再インストールが完了するが、またしてもWindowsが起動しない。
はじめに表示されたアンダーバー「 _ 」の状態で止まってしまうのだ。
ハードディスクがいかれてんのかなぁ?!
とも思ったが、knoppixで起動してデータはコピーできた。
データはコピーできた!
ここで気がついた。
電源を入れなおし、再度Biosのユーティリティを表示させる。
そして特に変更したわけではないけれど、Biosのデフォルトを呼び出すし保存。
再起動。
なんなく、NECのロゴが表示され、Windowsが起動される!!!
Biosか・・・。
すべてはBiosが・・・。
実は再インストールしなくて(ry
むなしい気持ちでセットアップを夕方までしたのでした。
再インストールといえばこれ!