最近のPCには標準といっていいほどDVDドライブが搭載されている。
そのちょっと前は、CD-RWドライブが標準のように搭載されていたと記憶している。
CDは焼けて当たり前だと思っていた。
そんな先日、
「毎月、データのCD-ROMを30枚から40枚ほど複製してくれ」
と営業から頼まれた僕は一瞬迷ったがマシンが新しくなったので自分以外のPCでもCDが焼けると思い、複数でやれば一人当たり5枚前後作成すればよいので快諾した。
だって、新しくなった全てのマシンにはDVDドライブが搭載されていたから。
それに、自分の使っている Server もDVDドライブでプログラムメニューには Easy CD creator のメニューがあったし。
しかし、そうではなかった。
新しく配備されたクライアントマシンは「DVDドライブではあってもCDは焼けない」仕様だったのだ。
純粋なるDVDドライブ・・・。
CD焼きの手順書を作成しようとして、そのクライアントマシンのメニューのどこを探してもライティングソフトがないと知ったとき、実は空っぽのCD-Rをドライブに入れたらなんかなるんぢゃないのと思ってCD-Rを入れてみてもドライブからCDが入っていないとアラートをだされたとき、僕は自分の愚かさを知ったのだ。
そして呪った。
「父さん。僕は今CDを焼いています。」
「今5枚目です。1枚失敗しているので本当は6枚目です。」
「父さん。書き込みフェーズが54%から進まないのはどうしてですか?」
「父さん。僕は愚かです。」
「父さん。富良野は雪ですか?」